概要
イギリスのエレクトロニック・デュオ、Basement Jaxx（ベースメント・ジャックス）が、2026年3月1日にオーストラリア・ブリスベンの屋外会場「Riverstage」で開催する特別公演「Basement Jaxx – The Full Live Show For The First Time In Over 15 Years」。そのタイトルが示す通り、約15年ぶりとなるフルバンド形式でのライブセットが予定されています。彼らの音楽性とステージ演出を余すところなく体験できる貴重な機会として、国内外のファンから高い注目を集めています。
本公演はフェスティバルというよりも、Basement Jaxxのキャリアを総括するライブショーとして位置づけられており、ダンスミュージックの枠を超えた多層的なパフォーマンスが期待されています。オーストラリアの夏の終わり、ブリスベンの緑豊かな公園で、開放的かつエネルギッシュな夜が訪れるでしょう。
注目ポイント
15年ぶりの“フルライブショー”
Basement JaxxはこれまでDJセットや短縮ライブ形式での出演が多く、フルバンドを率いたライブショーは長らく行われていませんでした。今回の公演では、ボーカリストやホーンセクション、パーカッションを含む生演奏が再現される予定で、彼らの持ち味である“カオティックで祝祭的なサウンド体験”が蘇ります。
エレクトロニック・ミュージックの枠を超え、ファンク、ソウル、ラテン、ハウスなど多彩な要素を融合させる彼らの音楽が、ライブバンドの生のグルーヴによってさらに立体的に響くことでしょう。
ビジュアルとステージ演出
Basement Jaxxのライブは、音だけでなく視覚的な演出にも定評があります。カラフルな照明、映像投影、コスチュームパフォーマンスなど、視覚と聴覚の両方を刺激するステージングが魅力です。過去の映像でも、観客が一体となって踊る様子や、サプライズ的な演出が印象的でした。
屋外会場のRiverstageでは、自然光が落ちる時間帯から夜にかけて照明演出がより映えるため、時間の経過とともに変化する雰囲気も楽しみのひとつです。
音楽性とジャンルの多様性
Basement Jaxxの魅力は、ハウスミュージックをベースにしつつ、ポップスやワールドミュージックの要素を自在に取り入れる柔軟な音楽性にあります。代表曲では、エネルギッシュなビートとキャッチーなメロディが共存し、クラブミュージック初心者でも楽しめる親しみやすさがあります。ライブでは、DJプレイとは異なる“即興性”や“人間味”が加わり、スタジオ音源とは一味違う感動が得られるでしょう。
アクセス・会場情報
会場となるRiverstageは、ブリスベン中心部のボタニック・ガーデンズに隣接する野外ステージです。市街地から徒歩圏内にあり、地元の音楽イベントや国際的アーティストの公演でもおなじみの人気会場です。芝生エリアが広く、傾斜のある構造のため、どの位置からもステージが見やすいのが特徴です。
ブリスベン空港から市内中心部までは電車やシャトルバスで約30分。市内の公共交通機関（バスやフェリー）も充実しており、Riverstageへは最寄りのセントラル駅やクイーンズ・ワーフから徒歩でアクセス可能です。周辺には飲食店や宿泊施設も多く、観光とあわせて楽しむことができます。
チケット・価格帯の目安
チケットはTicketmasterで販売中です。価格帯は座席エリアや販売時期によって変動する傾向があり、一般的な海外ライブ公演と同程度のレンジとみられます。早期販売分やVIPエリアが設定される可能性もあるため、公式情報をこまめに確認することをおすすめします。
オーストラリアでは電子チケットが主流のため、スマートフォンでの入場がスムーズです。現地での為替レートにも注意し、事前に決済方法を確認しておくと安心です。
過去ラインナップや雰囲気
Basement Jaxxは、これまで世界各地のフェスティバルやクラブイベントで印象的なステージを披露してきました。代表的な出演歴には、Glastonbury Festival、Coachella、Fuji Rock Festivalなどがあり、どの会場でもカラフルで熱量の高いパフォーマンスが話題となりました。
彼らのライブ映像（例：YouTube公式チャンネル）からは、観客が一斉に踊り出すような一体感、そしてメンバーやダンサーたちのエネルギッシュな動きが伝わってきます。今回のブリスベン公演でも、その独特の“祝祭感”が再現されることが期待されます。
また、Basement Jaxxはゲストボーカルを多用するスタイルでも知られ、ライブでは多彩なシンガーが登場することもしばしば。2026年の公演でも、サプライズ出演があるかもしれません。
初参加向けTips
初めてRiverstageでライブを観る方に向けて、いくつかのポイントを紹介します。
- 服装：ブリスベンは3月でも日中は暖かく、夜はやや涼しくなる傾向があります。軽装を基本に、夜間用の薄手の上着を持参すると安心です。
- 持ち物：芝生エリアではレジャーシートがあると快適ですが、混雑時は立ち見になることも想定しましょう。日差し対策として帽子やサングラスもおすすめです。
- 飲食：会場内外にドリンクや軽食の販売ブースがあります。アルコールの提供もありますが、身分証明書の提示が求められる場合があります。
- 気候：ブリスベンは亜熱帯性気候のため、突発的な雨が降ることも。ポンチョや小型の防水バッグを準備しておくと便利です。
- 現地での注意点：オーストラリアでは公共エリアでの喫煙制限が厳しく、ゴミの分別も徹底されています。環境に配慮した行動を心がけましょう。
また、イベント終了後は公共交通機関が混雑するため、帰路のルートを事前に確認しておくのがポイントです。近隣のバーやカフェで余韻を楽しむのもおすすめです。
関連リンク
日程・価格・出演者は変更となる場合があります。必ず公式情報をご確認ください。